買い取れないマンガもある

買い取れないマンガもある

買い取れないマンガを送るのは避けましょう。何が買い取りできないマンガなのか。ざっとご紹介します。

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買い取ることのできないマンガもあります!

古本屋は、何でも買ってもらえる。
こう考える人も多いかもしれません。確かに小さな古本屋では、単に古いのか、汚れきってしまっているのか、よく分からない、言っちゃあ何ですけど「小汚い」マンガが売っている光景を目にすることがあります。

 

とは言え、棚に並んでいるということは、少なくとも仕入れたとき(お客さんから買取したとき)には、少なくとも商品価値があると判断できる状態だったということです。
汚れているように見えるのは、概ね売れ残っているからですね。
ブックオフなどの新古書店では、そういうものはすぐに100円均一棚へ移動し、それでもダメなら他店へ送り込むか、捨ててしまいます。

 

そう、どこの古本屋でも、本をリサイクルするだけでなく処分をしています。
処分。つまり、ゴミにしてしまうのですが、かつてはゴミだった本がいつしか希少価値を持ち、今では「お宝」に化けたような本もあります。こんな未来が待っているとは、プロである古本屋にも見抜けなかったわけです(だからこそ「お宝」なんですが)。

 

 

さて、話が長くなりましたが、古本屋で買い取ってもらえないものを紹介します。
基本的には、ゴミになってしまうものですので、もし古本屋に送る前にこういうマンガが混ざっていたら、残念ですがゴミに出してください。
古本屋に送ると、先方は業者ですので、ゴミを捨てるにもお金がかかっちゃいますので、送る側が処分するのがマナーです。

 

 

買取不可の状態とは?

 

1,水に濡れたマンガ

紙でできているマンガは、水に濡れると、元に戻りません。
水に濡れたところがシワになり、これはどうしても直りません。
ページを開くとゴワゴワしてめくりにくいというときは、大概この水濡れが原因です。

 

2,歪んだマンガ

歪みやたわみ、反りも、元に戻りません。
本棚に隙間があって斜めに置いてあったとか、色々な理由で歪みは生じます。
時に、分厚い本などは、真ん中から反ってしまいますが、これも直せません。

 

3,破れたマンガ

水に濡れる、歪む、そして破れる。
紙であるマンガの宿命ですが、こういう不可逆的な現象が起こると、売れません。
子どもがいると、すぐ破るので、送る前にざっと確認してみてください。

 

4,カバーのないマンガ

今のマンガの大半は、カバーがかかっています。
極希少なマンガであっても、カバーがないだけで価値は半減、数十分の一にまで落ちることも珍しくありません。
これは、本屋さんでかけてくれるカバーではなく、最初からマンガにかぶっているカバーのことです。本を読むときに邪魔だということで、カバーをとってしまう方もいるようですが、売るときにはちゃんと元に戻しましょう。

 

5,異臭のするマンガ

特にタバコを吸う方はご用心。
非喫煙者の方は、タバコの臭いに超敏感です。更にマンガを読むときには、顔の近くで読みますよね。こうなると、特に臭い本では、喫煙者でも吐き気を催すものです。
そのくらい本についた臭いはとれません。
最近は臭いに敏感な方も多く、古本屋で気づかずに売ってしまい、クレームがつくこともあります。

 

 

以上が、買い取れないマンガの基本的なところです。
古本ですから、購入する方も多少のダメージは気にしていません。
しかし、限度を超えるとやはり幻滅します。
自分がマンガを古本屋で購入したときに、このダメージがあったらお金を払いたくない。
こう思えるマンガであれば、古本屋さんに送る前に、残念ですがゴミにしてしまいましょう。