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最近の古本屋では、値札を貼って、値段を提示する方法が多くなっています。
古本屋に売る場合、この値札は貼ったままでいいのではないか、という方も多いと思います。
しかし、「高額買取」には、古本屋の手間をかけさせないというのが一つのポイントになります。
ですから、ちょっとした方法で、値札を簡単に剥がし、「高価買取」を狙ってしまいましょう!
かつては、比較的剥がれやすい値札を使っていましたが、聞くところによると、どうも店内で値札を剥がしてしまう不届き者が現れたようです(安い値札を貼って、安く買ってしまうというある意味万引きよりもたちの悪い方法です)。
この対策として、現在では、「粘着力の高い値札」、「真ん中に切れ目が入り、破れやすくなった値札」が使われています。
このせいで、値札が剥がしにくい、という声をよく聞くようになりました。
かつては、値札の角の部分を爪でかりかりと引っ掻いて、角がめくれたらそのまま引っ張るだけ、なんていう原始的な方法も可能でした。
しかし、今では、このやり方ですと、マンガ本体にダメージを与えるケースもあります。
そこで、オススメしたいのが、「値札剥がし」です。
いわゆるシール剥がしと同じ商品ですが、実は「値札はがし」という商品が売っています。
(他にも類似品が多くありますので、どれでもいいと思いますが、場合によっては本自体のインクを溶かし出すほどの強力な商品もあると思いますので、お気をつけください)
古本屋さんでは、大量の買取商品を扱いますので、このような小さな商品は使わないでしょう。
「ヘラ」を使って、無理矢理に引きはがしている光景も目にします。
でも、あれって結構本にダメージが残る気がしますが、その辺はあまり気にしないのでしょうか。
さて、こちらの「値札はがし」。
実のところ、私自身も愛用者で、これまで何本も買ってきました。
使い方は、簡単です。
まず、先っぽをぎゅっと値札に押しつけます。
中から透明の液が出てきますので、これを値札全体にしみこませます。
しばらく時間をおいてから、値札の角を、先っぽのとんがっている部分(ヘラ状になっています)で引っかけます。
このとき、まだ浮いてこないようでしたら、もう一度液をしみこませて、しばらく放置します。
次に、隅の方から順番に丁寧にめくっていきます。
紙の材質によっては、粘着物質が残ることがありますが、まずは、値札を剥がすことに注力しましょう。
マンガカバーの紙質が、PP加工、つまりビニールを圧着している加工法の場合、これで終わりです。
ニス加工、つまり紙の質感を残す方法で印刷している場合は、ちょっと粘着物質が残ることがあります。
この場合、その部分に再度液を塗り込み、先っぽのとんがっている部分で、軽くこすります。
これで、ほとんどとれます。
この際、カバーに傷がつかないよう、力をいれない、というのが綺麗に値札を剥がすポイントです。
ちなみに、液はアルコールが含まれていますので、すぐに蒸発します。
私も何百冊もこの方法で値札をはがしていますが、本にダメージが残ったケースはありませんので、ご安心ください。